Q001 -


現在の画面の状態をビットマップ等の画像ファイルに出力できますか?

出力可能です。
ラスタファイル出力という機能がございまして、一般的な画像フォーマット(Windows Bitmap、JPEG、Tiff等)について
イメージの出力機能をサポートしています。

時系列データの管理とは時間ごとのデータをそれぞれ別レイヤにて管理し、表示の切り替えによって表現しているのですか?

レイヤを変えて管理するのではなく、同じデータ(地物)内に時間情報を保持し、 マップタイムにより表示するジオメトリを変更して表現しています。

ラスタ地図の透過率を自由に設定するとはどのような仕組みなのですか?

RGB合成を行っています。
具体的にはラスタ地図のレイヤごとに設定する透過率に従い合成されます。

作図等行った後に、Windowsアプリケーションで見られるような『編集』→『元に戻す』のようなオペレーション取り消しを行いたいのですが、Commit / Rollback で実現できるのでしょうか?

地物編集(作図)に関しては、オブジェクトに対する操作のトランザクション内で行うため、CommitするまではRollbackすることができます。

対話型でない、バッチ的な処理を行う場合にビューをオープンすることなく地物、ジオメトリの情報を取得することは可能ですか?

ビューのオープン状態に関わらず、GEOPLATS Coreで用意されている地物検索 API より取得可能です。

GEOPLATSのシステム座標で同一点とされない最小の値はいくつなのでしょうか?

同一点とみなされない座標値の差ですが、緯度経度(秒単位)の小数第 6 桁目の値を違う値にすると
GEOPLATSでは異なる座標と認識されます。

角度を指定して文字列の傾きを設定したいのですが可能でしょうか?

地物タイプを作成する際に「角度を付ける」、あるいは「角度を付けない」かの選択が可能です。
この情報は地物タイプ作成時にのみ設定可能で、後から地物タイプを更新して変更することはできません。

地物タイプにて「角度を付ける」を選択している場合、文字列(ジオメトリ)に角度を付与することができますので、
自由に傾きを変更することが可能となります。

環境設定情報とはどこに登録してあるものなのでしょうか?

サンプル環境で例を挙げますと、環境設定情報はユーザ管理データベース(SEM.mdb)に登録されています。
環境設定情報は、GEOPLATS UserManagerから変更することが可能です。

環境設定情報は、ユーザ管理データベースに登録されているユーザ毎に値を管理されています。
(設定によりシステムで 1 つにすることも可能です)
この環境設定情報を利用することにより、GEOPLATSにログインするユーザ毎に
異なる環境で動作するアプリケーションを作成することができます。

複数の地図ウインドウを 1 枚の用紙にレイアウトして出力が可能でしょうか?

GEOPLATSのAPIを用いれば可能です。
(ただしGEOPLATSで提供しているユーザインターフェイスから設定することはできません)

検索範囲の領域で「半径○○m」というような条件を設定して円を作図したいのですが、可能ですか?

中心点指定で領域を作成するメソッドがございます。
任意の地点からマウス操作、または半径(m単位)を指定して円領域を作成することができます。

特殊な線種を使用したいのですが、実現できますか?

「定義ペン」の機能を使用すれば実現可能です。
例えば、「■□■□■」のようなJR線など描画することが可能です。

同じデータテーブルに対し複数の入力者が同時に操作することは可能なのでしょうか?使用するデータベースによるのでしょうか?

使用されるデータベースによって排他制御が異なります。

ORACLEやSQL Server、PostgreSQLは、レコード単位の排他制御が可能ですので、
複数端末から同時にデータの登録・編集・削除が行えます。
複数端末から同一のデータを編集/削除した場合には、先にデータ編集/削除した端末の情報がデータベースに反映され、
後で編集/削除したデータは、キャンセルされる仕様となっております。
Microsoft Accessは、ページ単位の排他制御になります(レコード単位の排他制御ができません)ので、
複数端末から同時にデータの登録・編集・削除を行うことはできません。

システム座標とは、どのような座標ですか?

GEOPLATSのベースとなる座標です。
ユーザ地物のジオメトリの座標はこの形式をとっており、緯度経度座標を使用します。
システム環境として、日本測地系か世界測地系の使用が可能です。

システム座標は(X,Y)=(緯度,経度)[単位:秒]として表現されます。
また、double型で保持され座標精度は 0.00001 秒です。これは距離に換算すると、約0.25 mm程度となります。



最終更新日: 2013-09-27 (金)